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静けさを内包する <相川>
今週の週末は、結構いろいろなことがあったのですが(順に:引越しをするための家具の廃棄および片付け、磯さんと然々ランチ、一ヶ月ぶりに彼氏と会う、然々ライトアップを見てご飯を食べ帰宅、夜中デスメタルを考察しつつ常陸太田駅付近をドライブ、磯さんと彼と三人で皆楽園散策、まちの駅搬出、アトリエ会議、夜中はやたらに金縛りにあい、さすがに無理やり金縛りを解く術を身体があみ出し始める・・) 一番印象的だったのは、土曜日の昼間に然々店内から見た、野外展でした。ガラスを通して、またごはんを食べながら・・という特殊なシチュエーションに置かれて、作品、という見方を超えてどこか彫刻というものを見つめることができたような時間でした。思わずうごかしてしまう触角の通じる範囲から、突き放されることによって見えてくる状態といったらいいのかなあ。(出品作品が全て彫刻というわけではないのですが・・誤解がある言い方だったらすみません) そのときに、素材や形状に関わらず、彫刻は静けさを内包しているという感覚をとても強く感じました。またその感覚は、芯というものが存在することの証のようにも思えました。けしてアカデミックなはなしの裏づけをしたいわけでも、また逆にその意識の作用が自分の中にないわけでもないだろうけれど、素直なところで、とにかくそう強く感じたので、個人的に大きな一つの真実であり、また展覧会を見ての一感想でもあります。
ここからは、然々野外展の感想をちょっと書いていきたいと思います。店内の展示も、かなりボリュームがあって、結構いかつい感じで、見る側としてはかなり贅沢な思いがしました。塊感がずしんとくる。ライトアップも場所のあり方というか条件を目の当たりにして、とても納得させられる企画ですね。アトリエの人については、浅野さんの大きな奥の作品とナマエちゃんの作品は、ライトアップした感じの方が好みでした。見え方が想像以上に違ったなあ。そして飯田さんのライティングが結構極端に片側からなのは、どういうあたりを狙っているんだろう?気になりました。夜は作品が見える席は満席でちょっと残念でしたが、おすすめパスタはおいしかったなあ。ナマエちゃんがその場で居たと、翌日知ってびっくりしました。
by r06-gallery
| 2008-03-17 21:35
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