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さこさこ散歩
5月は連休があったにも関わらず、どこにも行くことがなく過ごしてしまいあっという間に月末になってしまいました。そんな中で行ってきましたのは茨城県近代美術館で行われている「中原淳一展」に行ってきました。デザインの分野なのでほとんど門外漢であり、コラムのためという不純な動機で足を運んでみたのですが、展示内容がとても充実していました。最初に展示室に入ってすぐに中原淳一が手掛けた雑誌の表紙が陳列されており、中原の仕事の全貌に触れることができます。 筆者はほぼ知識ゼロの状態で展覧会に臨んだため、中原淳一は雑誌の表紙を飾るイラストから女性を描くことが得意なイラストレーターなのだろうなぁくらいで見ていたのですが、順路を追うごとに人形を制作していたり、雑誌の編集を行っていたりと多彩な方であることがわかり、携わった仕事も多岐にわたるものであることに驚きました。 また、中原は当時の日本の女性文化の最先端におり、様々な提案や指針を示す存在であることもわかりました。例えば、自身の手掛けた雑誌に着物や洋服の着こなしや、女性のヘアースタイルの使い分け、部屋の間取りに至るまで、衣食住すべての生活スタイルにおいて新たな価値観をもたらしていたように感じました。 当時の日本文化を示しているからといって、今見ても古臭いというわけでなく、AnAnとかCanCanといった女性雑誌とのつながりも見いだせて、現在にも通じるものが感じられ門外漢ながらも楽しむことができた気がします。 展覧会の内容はイラストなどの平面作品に留まらず、人形や写真撮影が可能な衣装の展示などもあるのでぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
by r06-gallery
| 2014-05-30 23:49
| コラム
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