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アトリエルーツ06(茨城大学美術科の卒業生を中心に立ち上げられたアトリエ)に関する情報ブログです。
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僕の倖せを見に行ってきたよ<浅野>
今日は、日立の桃李庵で行われている「僕の倖せ」を見てきました。
僕の倖せについては、このブログでも以前に書きました。

僕の倖せ

桃李庵(とうりあん)は、初めて行ったんですが、普段は習字教室に使われている建物だそうです。
古民家を改造したような建物なんですが、キワマリ荘とは違った意味で良い感じの建物です。
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連絡していったわけでは無いんですが、会場には大森さんが。
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元気そうで何よりです。

以下、会場の作品を載せていますので、今から行かれる方はここまでにして下さい。



大森さんの作品。
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こんなんも大森さんの作品です。
セントラルビルでやった個展の作品の延長線上にある作品ですね。
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大森さんに「しばらくはこの方向で行くんですか?」と尋ねたところ。
真顔で「もうやらない」とのことでした。

槙野郷子さんの作品
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横須賀さんの作品と、櫻井さんの作品
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お茶を頂きながら、前の話でも話題になったDMのあの文章について聞いてみる事にしました。
あの文章とは、
“アウラ”が消滅し、大きな物語が終わったといわれる今、『ぼくの倖せ』とは何だろう?と私たちは問いかけてみます。この展覧会では誰にでも伝わる言葉として、『ぼく』の倖せを考え表現しようとしました。
二人の傷ついた兵士と4人のワルキューレによるウ゛ェルハル城=桃李庵(春、太平洋をのぞむ山の途中、緑豊かな庭では毎年多くの花が咲くという)にお越し下さい。

というあれですね。

見る前の僕の判断としては、
でも、ほぼすべての作家さんの作品を見ている身としては、あの文章は展覧会を言い表している言葉でもないような気もします。
まだ行ってないのに勝手な事は言えませんが。
なんとなく展覧会の文章を模索している段階で、なんとなく出てきた文章なんではないかと

という見解だったんですが、、、、

やはりというべきか、あの文章は展覧会を言い表すテキストではなかったようです。
展覧会の緩やかな雰囲気と、あの文章は全く違いすぎますからね。
良かったです。

でも、本当に建物の雰囲気に非常にマッチした展示でしたね。
やはりというべきか、あの建物をよく知っている小室さんの展示が建物に嵌ってました。

でも、あの女性ばかりの展覧会にすんなりと嵌れる大森さんは相変わらず凄いですね。
横須賀さんは、良い意味で違和感を出してくれていました。

自分の話になって恐縮なんですが、あの展覧会に自分の作品を展示している姿が全く想像出来ませんでした。
本当に、自分が向かおうとしている方向と全然違うんだなと。


なかなか行くのが大変な場所にある展覧会なんですが、興味を持った方は是非足を運んでみて欲しいです。
明日からは、櫻井さんによる喫茶りえこが開店するし、ギャラリートーク、ティーパーティーもあるようですので。
by r06-gallery | 2008-04-26 23:08 | asano
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